Google Code Prettify

2018年7月21日土曜日

香港もようやくeID、ただ公安部の管理下かな

香港では何十年も前から、住んでる人それぞれにHKID番号が振られてて、HKIDカードの携帯が必須です。15年前にICチップカード化が行われて、電子証明書なんかも格納できるようになったんで、当時は最先端をいく政府みたいな印象がありました。ただ、実際の市民の反応は、「なんだかよくわからない」とか、「証明書の更新に金かかる」とか、「カードリーダーとかパソコンの設定めんどい」とか、散々だったようで、今となってはほとんど誰も使ってません。ここ15年間、政府というか香港全体が新しいことをチャレンジしなくなり、海外で当たり前になったものがなんとなく香港にも入ってきてる、ぐらいの状況が続いてます。香港があまりにも遅れてるので、香港に遊びに来る中国人が驚いてるような有様です。
ただ、さすがに最近では、香港の利権を牛耳ってる長老たちも香港の劣化に気が付き始め、あれこれ行動を取り出しました。

香港Smart City計画

そこにeIDなんかも書いてあるので、3年前に行った深センでのセミナーで聞いた中国のeIDの取り組みの話を思い出しました。中国では公安部がえらく頑張ってeID普及活動をしてて、張り切って発表してました。

eID公民网络电子身份标识-官方网站 ... 公安部公民网络身份识别系统

で、香港はどうなんだろうと思って調べたら、やっぱり公安部っぽいです。

公安部授權在港用eID認證 - 大公資訊 - 大公網

公安部公民網絡身份服務機構簽約儀式 - 香港翹晉電子商務有限公司與金聯匯通信息技術有限公司 

香港は中国の一部ってことなんで、あたりまえかもしれませんが、もうちょっと先の話だと思ってたら、そうではなさそうな。公安部が香港の個々人の行動を様々な手段で監視できるようなっていくわけですね。香港を中国化する上で重要なインフラの一部になるのでしょうから、こういうところではきっちりグリップを握るわけですね。メディア統制もうまく機能し始めてるようで、最近は騒ぐ新聞とかもありません。

それはそうと、セミナーで聞いた話はかなり頭から飛んでしまったので、おさらいがてらメモっておきます。

・PKIによるインフラ。個人が秘密鍵を保持し、署名に用い、自分であることを証明
・自分のeIDに紐づくappeidcodeがアプリ単位で生成される。
・商用利用の場合、お店側で個人認証の為に個人情報を保持する必要がない



<参考資料>

论eID潜力 从实名制购票说起